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車海老の養殖所内にあるレストラン「TAMAYA」と美味しさの秘密とは？！

2023.05.21

「曲がった腰と長いひげ」が長寿を表している、「目が飛び出している」外見から、「めでたし（目出たし）」と連想され、縁起物として祝いの席で食べられることが多い車海老ですが、実は沖縄が車海老の養殖生産量日本一であることをご存知ですか？
今回は、沖縄の自然に恵まれ育った車海老の魅力や新鮮な車海老が食べられるお店をご紹介します！

車海老の語源と由来

車海老の名は江戸初期から見られ、語源は体を丸く曲げると、しま模様が車輪のように見えることが名前の由来です。
ちなみに車海老は大きさで名前が変わり、別名「出世エビ」とも言われています！
そのため、同じ車海老でも以下のように名前が変化します。

・体長15センチ以上の車海老：大車(おおぐるま)
・10~15センチ：マキ
・それ以下のもの：サイマキ

車海老が高い理由

そもそも、海洋深層水とは、太陽光がほとんど届かない水深200m以下にある海水の総称で
「清浄性」「低温安定性」「栄養塩豊富」といった特徴があります。
県内には公に公開されている養殖場は10ヶ所あります。
特に車海老の生産量日本一の産地である久米島ものは海底約612mから取水されるとても清浄な海水で、ミネラルも多く含んでおり水温も1年を通して10℃前後と安定しています。
そこに品質の高い母エビを産卵させて健康な稚エビを育てる種苗生産を成功させました。
以降は沖縄県車海老漁業協同組合がこの技術を活用し、沖縄県内の養殖業者に良質な稚エビを供給。安定した生産を行えるようになり、今では生産量日本一を誇るまでになりました。

シェア率も日本一

生産量日本一の沖縄は全国シェア率も33.3%（2019年時点）と日本一です。
沖縄に続き2位が鹿児島の21.1%、3位が熊本の17.8%です。この3つの県で国内生産量の約72%を生産しており、九州は車海老の養殖が盛んであることがよく分かります。

車海老が高い理由

車海老の値段が高い理由は養殖が難しく、ブラックタイガーやバナメイエビのように大量に生産できないことにあります。
他の海老の仲間よりタンパク質や栄養価が高いエサでないと育たない上に、生存率も低く繊細な生き物なので養殖が難しいと言われています。
味は良いが大量生産が難しく希少価値が高いため、活け海老として流通させて高値で取引されるためと言われています。
他の県よりも遅れて養殖を始めたのにも関わらず、日本一になったのには相当な努力や試行錯誤があったのだと分かりますね。

新鮮な車海老が食べられる「くるまえびキッチンTAMAYA」

こちらのお店ではお店の目の前にある養殖場でとれた新鮮な車海老を食べることができます！
取材同日は日曜日のお昼時でとても混雑していました。
ランチは予約もできないので、オープンと同時に入店できるように行くことがおすすめです！
駐車場は入り口を入って手前と奥に、それぞれ約6台ほど停められます。店内は落ち着いた雰囲気で奥には独立した4人掛け席も2席あり、子供椅子、トイレにはおむつ替えベットもあります。
お子様連れにも安心ですね！

数量限定TAMAYAセット

お箸と比べてみても分かるように迫力のある大きな車海老には驚きです！
数量限定TAMAYAセット　(税込￥2,850)車海老の刺身は本当に贅沢で味はもちろん新鮮なだけありぷりぷりで甘みもあり最高に絶品です！
見た目もなんとも迫力があり高級感があります。
そして、TAMAYAでは車海老の食べ方を自分好みに選ぶ事ができます！これは嬉しいですよね！TAMAYAセットではお刺身と、フライが同時に食べられるのでどっちも食べたい人にはオススメです！

活天ぷらセット大物

(税
天ぷらはフライとは、また違った甘さや食感を味わうことができます。
また、車海老の頭は常識をくつがえす美味しさで、今まで頭は食べない派だった人でも
ぺろっと食べられるくらいサクサクで甘みもあり、車海老の本来の塩味も感じる事ができます！
スナックに近い感覚に似ています！ぜひ、頭を食べるのも挑戦してみてくださいね。
活天ぷらセット大物（税込¥2,300)

お土産としても全国配送可能！

TAMAYAでは全国発送も可能です。県外に住む家族、友人、恋人にこの感動をシェアできるのは嬉しいですね！施設内にはちょっとした展望台のような所があり大きく立派な養殖場を見る事ができます！
養殖場をこんなに近くで見れる機会はなかなか無いのではないでしょうか？お食事前後にぜひみてみて下さい。
いかがでしたか？車海老生産率日本一の沖縄。というのも納得がいきますよね！